- lm-sensorsのインストール: まず、lm-sensorsパッケージをインストールします。ターミナルを開き、以下のコマンドを実行します。
sudo apt update
sudo apt install lm-sensors
- センサーの検出: インストールが完了したら、以下のコマンドを使用して利用可能なセンサーを検出します。
sudo sensors-detect
このコマンドは、システム上のセンサーを検出し、必要なカーネルモジュールをロードします。いくつかの質問が表示される場合がありますが、デフォルトのオプションを選択することができます。
- 温度の監視: センサーが検出されたら、以下のコマンドを使用して現在の温度を表示できます。
sensors
このコマンドを実行すると、各センサーの温度とその他の情報が表示されます。CPUやGPUの温度など、さまざまなセンサーの値を確認することができます。
- 温度のログ記録: 温度の変動を追跡するために、データをログに記録することもできます。以下のコマンドを使用して、温度データを1分ごとにログファイルに追記します。
watch -n 60 sensors >> temperature.log
このコマンドは1分ごとにsensors
コマンドの出力をtemperature.log
ファイルに追記します。ログファイルを後で確認することで、時間の経過に伴う温度の変動を確認できます。
以上が、Ubuntu上でシステムの温度を監視するためのシンプルで簡単な手法です。必要に応じて、これらの基本的な手法を拡張したり、自動化したりすることも可能です。温度監視はシステムの健全性を保つために重要なので、定期的にチェックすることをおすすめします。