BigQueryのビニング(データの区分化)に関するシンプルな方法


  1. ビニングのための新しいカラムを作成する: ビニングを行うためには、元のデータに新しいカラムを追加する必要があります。例えば、数値データを5つの範囲に分割したい場合、以下のように新しいカラムを作成します。

    SELECT
     *,
     CASE
       WHEN value <= 10 THEN '0-10'
       WHEN value <= 20 THEN '11-20'
       WHEN value <= 30 THEN '21-30'
       WHEN value <= 40 THEN '31-40'
       ELSE '41+'
     END AS bin
    FROM
     your_table

    上記の例では、元の数値データが「value」というカラムにあります。新しいカラム「bin」は、値がどの範囲に属するかを示します。

  2. ビニングされたデータの集計や可視化: ビニングされたデータを集計したり可視化したりするためには、ビニングされたデータを基にクエリを作成します。以下に、ビニングされたデータの集計例を示します。

    SELECT
     bin,
     COUNT(*) AS count
    FROM
     your_table
    GROUP BY
     bin

    上記の例では、ビニングされたデータを「bin」でグループ化し、各ビンの件数をカウントしています。

以上がBigQueryでのビニングのシンプルな方法とコード例です。これを活用することで、データの分析や可視化において効果的な手法として利用できます。