AWS Athenaを使用してパーティションごとにデータを選択する方法


  1. パーティションの設定 まず、Athenaで使用するテーブルを作成し、パーティションを設定する必要があります。例えば、日付ごとにパーティションを作成する場合、以下のようなDDL文を使用します。
CREATE EXTERNAL TABLE IF NOT EXISTS my_table (
  column1 string,
  column2 int,
  ...
)
PARTITIONED BY (year string, month string, day string)
ROW FORMAT SERDE 'org.apache.hadoop.hive.ql.io.parquet.serde.ParquetHiveSerDe'
STORED AS PARQUET
LOCATION 's3://my_bucket/my_table/'
  1. パーティションごとにデータを選択するクエリ 次に、特定のパーティションのデータを選択するためのクエリを作成します。以下は、特定の年、月、日のデータを選択する例です。
SELECT *
FROM my_table
WHERE year = '2023' AND month = '01' AND day = '15'

このクエリは、指定した年、月、日のパーティションにのみマッチするデータを返します。

  1. コード例: AWS SDKを使用したパーティションごとのデータ選択 以下は、AWS SDKを使用してAthenaでパーティションごとにデータを選択するPythonのコード例です。
import boto3
def select_data_from_partition(year, month, day):
    client = boto3.client('athena', region_name='us-west-2')
    query = f"SELECT * FROM my_table WHERE year = '{year}' AND month = '{month}' AND day = '{day}'"
    response = client.start_query_execution(
        QueryString=query,
        QueryExecutionContext={
            'Database': 'my_database'
        },
        ResultConfiguration={
            'OutputLocation': 's3://my_bucket/query_results/'
        }
    )
    return response['QueryExecutionId']
# パーティションごとのデータを選択する例
query_execution_id = select_data_from_partition('2023', '01', '15')
print(query_execution_id)

上記のコードでは、AWS SDKのboto3を使用してAthenaにクエリを送信し、結果をS3に保存しています。

以上が、AWS Athenaを使用してパーティションごとにデータを選択する方法とコード例です。これを活用することで、大量のデータを効率的に分析することができます。