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DNS設定の確認: Dockerが正しいDNSサーバーを使用していることを確認します。Dockerデーモンの設定ファイルを編集し、適切なDNSサーバーを指定します。
例:
$ sudo vi /etc/docker/daemon.json
daemon.json
ファイルの
{
"dns": ["<DNSサーバーのIPアドレス>"]
}
Dockerデーモンを再起動して変更を反映させます。
例:
$ sudo systemctl restart docker
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ネットワーク接続の確認: Dockerホストが正常にインターネットに接続できるか確認します。以下のコマンドを使用して、DockerホストからDocker Hubにアクセスできるかどうかをテストします。
例:
$ docker run hello-world
上記コマンドが正常に実行される場合、ネットワーク接続に問題はありません。問題がある場合は、ネットワーク設定を確認して修正します。
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Dockerレジストリの変更: 代替のDockerレジストリを使用してみることもできます。たとえば、Docker Hubの代わりに別のパブリックレジストリを使用することができます。
例:
この方法では、使用するレジストリのURLを指定する必要があります。
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Dockerイメージのキャッシュを無効化: Dockerイメージのビルド時にキャッシュを使用しないように設定することもできます。これにより、新しいダウンロードが強制され、DNS関連の問題が回避される場合があります。
例:
$ docker build --no-cache -t <イメージ名> .
--no-cache
オプションを使用して、ビルド時のキャッシュ使用を無効化します。