AWS EC2上のSQL Serverへの.NET 4.0 Web API接続文字列の設定方法


  1. SQL Serverのインスタンスを起動する:

    • AWS Management Consoleにログインし、EC2サービスを開きます。
    • インスタンスの起動をクリックし、適切なAMIを選択します。
    • インスタンスタイプ、セキュリティグループ、ストレージなどの設定を行い、インスタンスを起動します。
  2. セキュリティグループの設定:

    • EC2インスタンスのセキュリティグループを選択し、インバウンドルールにSQL Serverのポート(デフォルトは1433)を許可するルールを追加します。
  3. .NET 4.0 Web APIプロジェクトの作成:

    • 適切な開発環境(Visual Studioなど)を使用して、新しい.NET 4.0 Web APIプロジェクトを作成します。
  4. 接続文字列の設定:

    • Web APIプロジェクトの構成ファイル(web.configまたはappsettings.json)に接続文字列を追加します。
    • 接続文字列は以下の形式で指定します:

      Server=<SQL Serverのエンドポイント>;Database=<データベース名>;User Id=<ユーザー名>;Password=<パスワード>;

      例えば、SQL Serverのエンドポイントが「example-instance.xxxxxxxxxxxx.us-west-2.rds.amazonaws.com」であり、データベース名が「mydatabase」、ユーザー名が「myuser」、パスワードが「mypassword」である場合、接続文字列は以下のようになります:

      Server=example-instance.xxxxxxxxxxxx.us-west-2.rds.amazonaws.com;Database=mydatabase;User Id=myuser;Password=mypassword;
  5. 接続のテスト:

    • Web APIプロジェクト内で、SQL Serverへの接続を確立するためのコードを実装します。
    • 例えば、ADO.NETを使用して接続を開き、クエリを実行して結果を取得する方法を示します。

      using (SqlConnection connection = new SqlConnection(connectionString))
      {
       connection.Open();
       // 接続が成功した場合の処理
       // クエリの実行など
      }

これで、.NET 4.0 Web APIプロジェクトからAWS EC2上のSQL Serverに接続するための接続文字列の設定が完了しました。必要な修正やカスタマイズに応じて、適宜コードを編集してください。