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ユーザー変数: 「@」を使って、ユーザー変数を宣言および使用することができます。ユーザー変数は、セッション中に値を保持するための変数です。例えば、以下のようにしてユーザー変数を使用できます。
SET @myVariable = 'Hello'; SELECT @myVariable;
上記の例では、ユーザー変数
@myVariable
に'Hello'という値を設定し、その後でSELECT文を使用してその値を取得しています。 -
システム変数: 「@」を使って、システム変数の値を参照することもできます。システム変数は、MySQLの動作を制御するための変数です。例えば、以下のようにしてシステム変数の値を取得できます。
SELECT @@version;
上記の例では、
@@version
を使用して、MySQLのバージョン情報を取得しています。 -
テーブル名のプレフィックス: 「@」を使って、テーブル名にプレフィックスを付けることもできます。これにより、同じデータベース内にある複数のテーブルで同じカラム名を使用する場合に、テーブル名を明示的に指定することができます。例えば、以下のようにしてプレフィックスを付けたテーブル名を使用できます。
SELECT t1.columnName FROM tableName AS t1;
上記の例では、テーブル
tableName
のカラムcolumnName
を取得していますが、tableName
にt1
というプレフィックスを付けています。
「@」記号の使い方は上記のようになっていますが、注意点としては、その意味や使い方は文脈によって異なる場合があることです。ドキュメントやリファレンスガイドを参照することで、具体的な使い方や制約を確認することが重要です。