Dockerを使用したSonarQubeとPostgreSQLの統合


まず、Dockerをインストールしてセットアップします。次に、ターミナルまたはコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを使用してSonarQubeとPostgreSQLのコンテナを起動します。

docker run -d --name sonarqube -p 9000:9000 sonarqube
docker run -d --name postgres -e POSTGRES_USER=sonar -e POSTGRES_PASSWORD=sonar -p 5432:5432 postgres

上記のコマンドは、SonarQubeとPostgreSQLのコンテナをバックグラウンドで実行し、それぞれ9000ポートと5432ポートをホストにマッピングします。また、PostgreSQLコンテナにはsonarというユーザー名とパスワードが設定されています。

コンテナが正常に起動したら、ブラウザでhttp://localhost:9000にアクセスしてSonarQubeのウェブインターフェースに移動します。初めてアクセスする場合は、管理者アカウントを作成する必要があります。

SonarQubeには、静的解析を実行するためのさまざまなプラグインがあります。これらのプラグインは、コードの品質、セキュリティ、バグ、コードカバレッジなどの側面を評価します。プラグインのインストール方法や使用方法については、SonarQubeの公式ドキュメントを参照してください。

次に、SonarQubeプロジェクトを作成し、解析対象のコードを追加します。SonarScannerを使用してコードを解析するには、プロジェクトのルートディレクトリにsonar-project.propertiesという名前のファイルを作成し、以下の設定を追加します。

sonar.projectKey=my-project
sonar.sources=.

上記の例では、プロジェクトキーをmy-projectに設定し、現在のディレクトリ(ルートディレクトリ)をソースディレクトリとして指定しています。

最後に、SonarScannerを実行してコードを解析します。以下のコマンドをプロジェクトのルートディレクトリで実行します。

sonar-scanner

解析が完了すると、SonarQubeのウェブインターフェースで詳細な解析結果を確認できます。コードの品質、セキュリティの問題、バグ、カバレッジなどの情報が表示されます。

このようにして、Dockerを使用してSonarQubeとPostgreSQLを統合し、静的解析を実行することができます。これにより、コードの品質を向上させ、セキュリティの問題を特定し、バグを見つけることができます。

以上が、SonarQubeとPostgreSQLを統合する方法と、静的解析を実行する手順の概要です。詳細な設定やカスタマイズ方法については、SonarQubeとDockerの公式ドキュメントを参照してください。