Pythonでキャッシュを無視してpipを使用する方法


  1. --no-cache-dirフラグを使用する方法: pipコマンドに--no-cache-dirフラグを追加すると、一時的なキャッシュディレクトリを無視してパッケージをインストールすることができます。以下は使用例です。

    pip install --no-cache-dir パッケージ名
  2. キャッシュディレクトリを手動で削除する方法: pipは一時的なキャッシュディレクトリを使用しますが、このディレクトリを手動で削除することもできます。以下は手順です。

    • パッケージのキャッシュディレクトリの場所を特定します。一般的には、~/.cache/pipディレクトリ内にあります。
    • キャッシュディレクトリを削除します。

      rm -rf ~/.cache/pip
  3. 環境変数を設定してキャッシュを無効にする方法: 環境変数PIP_NO_CACHE_DIR1に設定すると、pipはキャッシュを無視します。以下は設定方法です。

    • Linux/macOSの場合:

      export PIP_NO_CACHE_DIR=1
    • Windowsの場合:

      set PIP_NO_CACHE_DIR=1

    これらの方法を使用することで、pipがキャッシュを無視してパッケージをインストールすることができます。必要に応じて、上記の方法を組み合わせることもできます。