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ログチャネルの設定: Laravelの設定ファイルであるconfig/logging.phpを開きます。デフォルトでは、チャネル「stack」が使用されています。このチャネルを使用してデイリーログを設定します。
'channels' => [ 'stack' => [ 'driver' => 'stack', 'channels' => ['daily'], ], 'daily' => [ 'driver' => 'daily', 'path' => storage_path('logs/laravel.log'), 'level' => 'debug', 'days' => 7, ], ],
上記の例では、チャネル「daily」がデイリーログを処理するように設定されています。ログファイルはstorage/logsディレクトリに保存され、7日間分のログが保持されます。
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ログの使用: Laravelのどこかの場所でログを記録したい場合は、Logファサードを使用します。以下は、例です。
use Illuminate\Support\Facades\Log; Log::debug('This is a debug message.'); Log::info('This is an info message.'); Log::warning('This is a warning message.'); Log::error('This is an error message.');
上記の例では、Logファサードを使用して異なるレベルのログメッセージを記録しています。指定したレベル以上のログメッセージがチャネルによって処理されます。
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ログファイルの確認: デイリーログが正常に設定されている場合、指定したパス(例:storage/logs/laravel.log)にログファイルが生成されます。このログファイルを使用して、アプリケーションの実行中に発生したイベントやエラーを確認できます。
以上がLaravelでデイリーログを設定する方法です。この方法を使用すると、アプリケーションのログを日ごとに切り替えることができ、トラブルシューティングやバグの特定が容易になります。