Laravelでデイリーログを設定する方法


  1. ログチャネルの設定: Laravelの設定ファイルであるconfig/logging.phpを開きます。デフォルトでは、チャネル「stack」が使用されています。このチャネルを使用してデイリーログを設定します。

    'channels' => [
       'stack' => [
           'driver' => 'stack',
           'channels' => ['daily'],
       ],
       'daily' => [
           'driver' => 'daily',
           'path' => storage_path('logs/laravel.log'),
           'level' => 'debug',
           'days' => 7,
       ],
    ],

    上記の例では、チャネル「daily」がデイリーログを処理するように設定されています。ログファイルはstorage/logsディレクトリに保存され、7日間分のログが保持されます。

  2. ログの使用: Laravelのどこかの場所でログを記録したい場合は、Logファサードを使用します。以下は、例です。

    use Illuminate\Support\Facades\Log;
    Log::debug('This is a debug message.');
    Log::info('This is an info message.');
    Log::warning('This is a warning message.');
    Log::error('This is an error message.');

    上記の例では、Logファサードを使用して異なるレベルのログメッセージを記録しています。指定したレベル以上のログメッセージがチャネルによって処理されます。

  3. ログファイルの確認: デイリーログが正常に設定されている場合、指定したパス(例:storage/logs/laravel.log)にログファイルが生成されます。このログファイルを使用して、アプリケーションの実行中に発生したイベントやエラーを確認できます。

以上がLaravelでデイリーログを設定する方法です。この方法を使用すると、アプリケーションのログを日ごとに切り替えることができ、トラブルシューティングやバグの特定が容易になります。