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console.log()メソッドの基本的な使用法: console.log()メソッドは、引数として与えられた値をコンソールに表示します。以下は基本的な使用例です。
console.log("Hello, world!"); // 文字列の表示 console.log(42); // 数値の表示 console.log(true); // ブール値の表示
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変数の値の表示: 変数の値を確認するためには、console.log()を使用します。以下は変数の値を表示する例です。
let name = "John"; console.log(name); // 変数nameの値を表示
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式や計算結果の表示: 式や計算結果を確認するためにもconsole.log()を使用できます。以下は例です。
let x = 5; let y = 3; console.log(x + y); // 式の結果を表示 (8)
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オブジェクトの表示: オブジェクトのプロパティや値を表示するには、console.log()を使用します。以下は例です。
let person = { name: "Alice", age: 25 }; console.log(person); // オブジェクトの表示
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複数の値の表示: 複数の値を表示するには、console.log()に複数の引数を渡します。以下は例です。
let a = 1; let b = 2; let c = 3; console.log(a, b, c); // 複数の値の表示
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デバッグに役立つconsole.log()の利用: プログラムの実行中に変数の値や条件を確認することで、バグの原因を特定することができます。以下は例です。
function multiply(a, b) { console.log("multiply 関数が呼び出されました"); console.log("a =", a); console.log("b =", b); return a * b; } let result = multiply(2, 3); console.log("result =", result);
上記の例では、multiply関数内でのconsole.log()の使用により、関数が呼び出されたことや引数の値を確認できます。
これらの基本的なconsole.log()の使用法とデバッグ手法をマスターすることで、JavaScriptの開発において効果的にデバッグを行うことができます。