PHP CodeSnifferの警告を無視する方法と例


  1. 行単位の警告の無視: PHP CodeSnifferでは、個々の行に対して無視するコメントを追加することで、警告を無視することができます。以下はその例です。

    // phpcs:ignore Squiz.Commenting.FunctionComment.Missing
    function example_function() {
       // 関数の内容
    }

    上記の例では、Squiz.Commenting.FunctionComment.Missingという警告が無視されます。

  2. ファイル全体の警告の無視: 特定のファイル全体で警告を無視したい場合は、ファイルの先頭に無視するコメントを追加します。以下はその例です。

    <?php
    // phpcs:ignoreFile
    // ファイルの内容

    上記の例では、ファイル全体の警告が無視されます。

  3. 特定の警告を無視するルールの設定: PHP CodeSnifferは、無視する警告のルールを設定することもできます。プロジェクトのphpcs.xmlファイルに、無視するルールを追加します。以下はその例です。

    <ruleset name="MyProject">
       <rule ref="Squiz.Commenting.FunctionComment.Missing">
           <exclude name="Squiz.Commenting.FunctionComment.Missing" />
       </rule>
    </ruleset>

    上記の例では、Squiz.Commenting.FunctionComment.Missingという警告が無視されます。

これらはPHP CodeSnifferの警告を無視するいくつかの方法の例です。適切な状況で使用してください。また、具体的な警告や設定については、プロジェクトの要件やドキュメントを参照してください。