以下に、コンポーネントとモジュール、ルーティングについての解説とコード例をいくつか紹介します。
- コンポーネントの作成と使用例:
コンポーネントは、アプリケーション内のさまざまな部分で再利用されることがあります。以下は、Reactを使用したコンポーネントの例です。
// ButtonComponent.jsx
import React from 'react';
const ButtonComponent = ({ text, onClick }) => {
return <button onClick={onClick}>{text}</button>;
};
export default ButtonComponent;
この例では、ButtonComponent
という名前のReactコンポーネントを定義しています。このコンポーネントは、text
とonClick
という2つのプロパティを受け取り、それに基づいてボタンをレンダリングします。このコンポーネントは他の部分で再利用できます。
- モジュールの作成と使用例:
モジュールは、関連する機能や機能グループをカプセル化した独立した単位です。以下は、Angularを使用したモジュールの例です。
// user.module.ts
import { NgModule } from '@angular/core';
import { CommonModule } from '@angular/common';
import { UserService } from './user.service';
import { UserComponent } from './user.component';
@NgModule({
imports: [CommonModule],
declarations: [UserComponent],
providers: [UserService],
})
export class UserModule {}
この例では、UserModule
という名前のAngularモジュールを定義しています。このモジュールは、CommonModule
をインポートし、UserComponent
を宣言し、UserService
を提供します。他のモジュールからUserModule
をインポートして使用することができます。
- ルーティングの設定と使用例:
ルーティングは、異なるページやビューへの移動を管理するための仕組みです。以下は、Vue Routerを使用したルーティングの例です。
// router.js
import Vue from 'vue';
import VueRouter from 'vue-router';
import HomePage from './components/HomePage.vue';
import AboutPage from './components/AboutPage.vue';
Vue.use(VueRouter);
const routes = [
{ path: '/', component: HomePage },
{ path: '/about', component: AboutPage },
];
const router = new VueRouter({
routes,
});
export default router;
この例では、router.js
という名前のファイルでVue Routerの設定を行っています。HomePage
とAboutPage
という2つのコンポーネントを定義し、それぞれのパスに対応するルートを設定しています。これにより、ユーザーがルートを変更すると、対応するコンポーネントが表示されます。