- Passportの無効化
Passportを無効化する最も簡単な方法は、
composer.json
ファイルからPassportの依存関係を削除することです。以下の手順に従ってください。
composer.json
ファイルを開きます。"laravel/passport"
という行を探し、その行を削除します。- ファイルを保存し、ターミナルで
composer update
コマンドを実行します。
これにより、Laravel Passportが無効化されます。
- Passportのルートを無効化する
Passportには、デフォルトでいくつかの認証用のルートが設定されています。これらのルートを無効化するには、
AuthServiceProvider
クラス内のboot
メソッドを編集します。
use Laravel\Passport\Passport;
public function boot()
{
$this->registerPolicies();
// Passport::routes(); のコメントアウトを解除し、無効化します
// Passport::routes();
}
- Passportのミドルウェアを無効化する
Passportには、リクエストを処理するためのミドルウェアも含まれています。これらのミドルウェアを無効化するには、
App\Http\Kernel
クラス内の$routeMiddleware
プロパティを編集します。
protected $routeMiddleware = [
'auth:api' => \App\Http\Middleware\Authenticate::class, // 既存のミドルウェア
// 'client' => \Laravel\Passport\Http\Middleware\CheckClientCredentials::class, のコメントアウトを解除し、無効化します
// 'client' => \Laravel\Passport\Http\Middleware\CheckClientCredentials::class,
];
これにより、Passportのミドルウェアが無効化されます。
以上の方法を使用することで、Laravel Passportを無効化することができます。必要に応じて、手順2および手順3の特定の部分のコメントアウトを解除することで、必要な機能を再度有効化することもできます。
ご参考までに、Laravel Passportの公式ドキュメント(https://laravel.com/docs/passport)もチェックしてみてください。