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rosbag filter コマンド: ROSBagファイルをフィルタリングするためには、rosbag filterコマンドを使用します。このコマンドを使用すると、指定したトピックやメッセージに基づいてROSBagをフィルタリングすることができます。以下は、rosbag filterコマンドの例です。
rosbag filter input.bag output.bag "topic == '/sensor_data'"
上記の例では、input.bagという名前の入力ROSBagファイルをフィルタリングして、'/sensor_data'というトピックのみを含むoutput.bagという名前の出力ROSBagファイルを作成します。
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rosbag split コマンド: ROSBagファイルを分割するためには、rosbag splitコマンドを使用します。このコマンドを使用すると、指定したサイズや時間に基づいてROSBagを分割することができます。以下は、rosbag splitコマンドの例です。
rosbag split --size=100MB input.bag
上記の例では、input.bagという名前のROSBagファイルを100MBごとに分割します。
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Pythonスクリプトを使用したフィルタリングと分割: ROSBagファイルをフィルタリングや分割するには、Pythonスクリプトを使用する方法もあります。ROSのPythonライブラリを使用して、トピックやメッセージに基づいてデータをフィルタリングし、新しいROSBagファイルに書き込むことができます。以下は、Pythonスクリプトの例です。
import rosbag input_bag = rosbag.Bag('input.bag') output_bag = rosbag.Bag('output.bag', 'w') for topic, msg, t in input_bag.read_messages(): if topic == '/sensor_data': output_bag.write(topic, msg, t) input_bag.close() output_bag.close()
上記の例では、'input.bag'という名前のROSBagファイルを読み込み、'/sensor_data'というトピックのみを含む新しいROSBagファイルに書き込んでいます。
これらの方法を使用することで、ROSBagファイルを効果的にフィルタリングして分割することができます。必要に応じて、コード例をカスタマイズして自分の要件に合わせることができます。