Kivyアプリケーションでのボタンプレスによる終了方法


  1. ボタンに終了コマンドをバインドする方法: Kivyアプリケーションでは、ボタンにコマンドをバインドして特定のアクションを実行することができます。以下は、ボタンを押したときにアプリケーションを終了する例です。

    from kivy.app import App
    from kivy.uix.button import Button
    class ExitApp(App):
       def build(self):
           button = Button(text='Exit')
           button.bind(on_release=self.exit_app)
           return button
       def exit_app(self, instance):
           App.get_running_app().stop()
    if __name__ == '__main__':
       ExitApp().run()

    上記のコードでは、exit_appメソッドをボタンのon_releaseイベントにバインドしています。exit_appメソッド内で、App.get_running_app().stop()を呼び出すことでアプリケーションを終了しています。

  2. Kivyの組み込みの終了ボタンを使用する方法: Kivyには組み込みの終了ボタンがあり、これを使用することで簡単にアプリケーションを終了することができます。以下は、終了ボタンを含むKivyアプリケーションの例です。

    from kivy.app import App
    from kivy.uix.button import Button
    class ExitApp(App):
       def build(self):
           button = Button(text='Exit')
           button.bind(on_release=self.stop)
           return button
    if __name__ == '__main__':
       ExitApp().run()

    上記のコードでは、button.bind(on_release=self.stop)を使って終了ボタンを設定しています。self.stopはKivyアプリケーションの終了メソッドです。

  3. メニューバーを使用する方法: もう一つの方法は、Kivyアプリケーションにメニューバーを追加し、終了オプションを提供する方法です。以下は、メニューバーを含むKivyアプリケーションの例です。

    from kivy.app import App
    from kivy.uix.boxlayout import BoxLayout
    from kivy.uix.menu import MenuBar
    from kivy.uix.button import Button
    class ExitApp(App):
       def build(self):
           layout = BoxLayout(orientation='vertical')
           menu_bar = MenuBar()
           menu_bar.add_menu("File", [("", lambda: self.stop())])
           layout.add_widget(menu_bar)
           button = Button(text='Exit')
           button.bind(on_release=self.stop)
           layout.add_widget(button)
           return layout
    if __name__ == '__main__':
       ExitApp().run()

    上記のコードでは、MenuBarを使用してメニューバーを作成し、終了オプションを追加しています。終了オプションはself.stop()メソッドと関連付けられています。