Flask WTFormsのインストールと使用方法

Flask WTFormsのインストール Flask WTFormsを使用するには、まずPythonのパッケージ管理ツールであるpipを使用してライブラリをインストールする必要があります。以下のコマンドをターミナルで実行してください:

pip install Flask-WTF

Flaskアプリケーションの設定 Flask WTFormsを使用するには、Flaskアプリケーションで必要な設定を行う必要があります。以下のようなコードをFlaskアプリケーションのファイルに追加してください:

from flask import Flask
from flask_wtf import FlaskForm
app = Flask(__name__)
app.config['SECRET_KEY'] = 'your-secret-key'

上記のコードでは、FlaskFormクラスをインポートし、FlaskアプリケーションのSECRET_KEYを設定しています。SECRET_KEYはセキュリティ上重要な値なので、適切な値に置き換えてください。

フォームの作成と使用 Flask WTFormsでは、フォームを定義し、それをFlaskアプリケーションで使用することができます。以下に例を示します:

from wtforms import StringField, SubmitField
from wtforms.validators import DataRequired
from flask_wtf import FlaskForm
class MyForm(FlaskForm):
    name = StringField('名前', validators=[DataRequired()])
    email = StringField('メールアドレス', validators=[DataRequired()])
    submit = SubmitField('送信')

上記の例では、MyFormというフォームクラスを定義しています。StringFieldはテキスト入力フィールドを、SubmitFieldは送信ボタンを表します。validatorsパラメータを使用して、各フィールドに対するバリデーションルールを指定することもできます。

フォームの表示と処理作成したフォームをFlaskアプリケーションのビュー関数で表示し、入力されたデータを処理することができます。以下に例を示します:

from flask import render_template, request
@app.route('/form', methods=['GET', 'POST'])
def form():
    form = MyForm()

    if form.validate_on_submit():
        name = form.name.data
        email = form.email.data
        # 入力データの処理

    return render_template('form.html', form=form)

上記の例では、/formというURLに対するリクエストでフォームを表示し、入力データのバリデーションが成功した場合にデータを処理します。render_template関数を使用して、テンプレートファイルform.htmlにフォームを渡して表示しています。

以上がFlask WTFormsの基本的なインストールと使用方法です。これを参考にして、自身のFlaskアプリケーションでフォーム処理を行ってみてください。より詳細な情報や応用的な使い方については、公式ドキュメントを参照することをおすすめします。