Excelの行に対するJavaScript/CSSプログレスバーの実装方法


  1. HTMLファイルの作成: 最初に、HTMLファイルを作成しましょう。テキストエディタで新しいHTMLファイルを作成し、必要なスクリプトとスタイルを読み込むためのリンクを追加します。

  2. CSSスタイルの作成: プログレスバーのスタイルを定義するためにCSSを使用します。以下のようなCSSコードを追加してください。

    .progress-bar {
     width: 100%;
     background-color: #f1f1f1;
     border: 1px solid #ccc;
    }
    .progress-bar-inner {
     height: 20px;
     background-color: #4caf50;
     width: 0%;
    }

    上記のCSSコードでは、.progress-barクラスがプログレスバーのコンテナを表し、.progress-bar-innerクラスが実際の進捗を示すバーを表しています。

  3. JavaScriptコードの作成: プログレスバーを制御するためにJavaScriptを使用します。以下のようなJavaScriptコードを追加してください。

    function updateProgressBar(rowId, progress) {
     var progressBar = document.getElementById('progress-bar-' + rowId);
     progressBar.style.width = progress + '%';
    }

    上記のJavaScriptコードでは、updateProgressBar関数が特定の行のプログレスバーを更新する役割を担っています。rowIdパラメータは行の識別子であり、progressパラメータは進捗の割合を表します。

  4. Excelとの連携: Excelファイル内でプログレスバーを表示するには、JavaScriptコードを組み込む必要があります。ExcelのVBAエディタを開き、以下のようなコードを追加してください。

    Sub UpdateProgressBar()
     Dim rowId As Integer
     Dim progress As Integer
     rowId = 1 ' プログレスバーを表示する行の識別子
     progress = 50 ' 進捗の割合(0から100の範囲)
     Call RunJavaScript("updateProgressBar(" & rowId & ", " & progress & ");")
    End Sub
    Sub RunJavaScript(script As String)
     With ActiveSheet
       .Shapes("ProgressBar").OLEFormat.Object.Object.Document.parentWindow.execScript script, "JavaScript"
     End With
    End Sub

    上記のVBAコードでは、UpdateProgressBarサブルーチンが特定の行のプログレスバーを更新するためにJavaScriptコードを呼び出します。rowId変数とprogress変数は必要に応じて変更してください。

これで、Excelの行に対してJavaScript/CSSプログレスバーを実装する準備が整いました。必要に応じてHTMLファイルやVBAコードをカスタマイズし、他の機能やスタイルを追加することもできます。