Spring環境オブジェクトへのプロパティの注入に使用される2つのファイル形式


  1. プロパティファイル(.properties) プロパティファイルは、キーと値のペアで構成され、Springの環境オブジェクトにプロパティを注入するために広く使用されています。以下は、プロパティファイルの例です。

    # application.properties
    db.username=admin
    db.password=secretpassword

    上記の例では、db.usernamedb.passwordの2つのプロパティが定義されています。これらのプロパティは、Springの環境オブジェクトに自動的に注入されます。

  2. YAMLファイル(.ymlまたは.yaml) YAMLファイルは、階層構造を持つデータを表現するための人間に読みやすいフォーマットです。Springでは、YAMLファイルを使用して環境オブジェクトにプロパティを注入することもできます。以下は、YAMLファイルの例です。

    # application.yml
    db:
     username: admin
     password: secretpassword

    上記の例では、db.usernamedb.passwordの2つのプロパティがYAML形式で定義されています。これらのプロパティも、Springの環境オブジェクトに自動的に注入されます。

以上が、Spring環境オブジェクトにプロパティを注入するために使用される2つの主要なファイル形式です。プロパティファイル(.properties)とYAMLファイル(.ymlまたは.yaml)の両方を使用して、Springアプリケーションの設定を柔軟に管理することができます。