- プロパティリストの作成:
まず、プロパティファイルを作成しましょう。任意のテキストエディタで、
application.properties
という名前のファイルを作成します。このファイルには、キーと値のペアが含まれます。例えば、以下のような内容になります:
database.url=jdbc:mysql://localhost:3306/mydatabase
database.username=myusername
database.password=mypassword
- プロパティファイルの読み込み:
Springでは、
@PropertySource
アノテーションを使用してプロパティファイルを読み込むことができます。以下の例では、application.properties
ファイルを読み込んでいます。
@Configuration
@PropertySource("classpath:application.properties")
public class AppConfig {
// ...
}
- プロパティの使用:
読み込んだプロパティファイルの値を使用するには、
@Value
アノテーションを使用します。以下の例では、データベースのURLを取得しています。
@Configuration
@PropertySource("classpath:application.properties")
public class DatabaseConfig {
@Value("${database.url}")
private String databaseUrl;
// ...
}
- プロパティの値の変換:
プロパティの値を必要な形式に変換することもできます。例えば、数値やブール値に変換する場合は、
@Value
アノテーションの後に変換処理を追加します。
@Configuration
@PropertySource("classpath:application.properties")
public class AppConfig {
@Value("${timeout:10}")
private int timeout;
@Value("${debugMode:false}")
private boolean debugMode;
// ...
}
これで、Springのプロパティリストを使用してアプリケーションの設定を管理する方法がわかりました。上記のコード例を参考にしながら、自分のアプリケーションに合わせたプロパティファイルを作成し、設定を行ってみてください。