Springのプロパティリストの使用方法


  1. プロパティリストの作成: まず、プロパティファイルを作成しましょう。任意のテキストエディタで、application.propertiesという名前のファイルを作成します。このファイルには、キーと値のペアが含まれます。例えば、以下のような内容になります:
database.url=jdbc:mysql://localhost:3306/mydatabase
database.username=myusername
database.password=mypassword
  1. プロパティファイルの読み込み: Springでは、@PropertySourceアノテーションを使用してプロパティファイルを読み込むことができます。以下の例では、application.propertiesファイルを読み込んでいます。
@Configuration
@PropertySource("classpath:application.properties")
public class AppConfig {
    // ...
}
  1. プロパティの使用: 読み込んだプロパティファイルの値を使用するには、@Valueアノテーションを使用します。以下の例では、データベースのURLを取得しています。
@Configuration
@PropertySource("classpath:application.properties")
public class DatabaseConfig {
    @Value("${database.url}")
    private String databaseUrl;
    // ...
}
  1. プロパティの値の変換: プロパティの値を必要な形式に変換することもできます。例えば、数値やブール値に変換する場合は、@Valueアノテーションの後に変換処理を追加します。
@Configuration
@PropertySource("classpath:application.properties")
public class AppConfig {
    @Value("${timeout:10}")
    private int timeout;
    @Value("${debugMode:false}")
    private boolean debugMode;
    // ...
}

これで、Springのプロパティリストを使用してアプリケーションの設定を管理する方法がわかりました。上記のコード例を参考にしながら、自分のアプリケーションに合わせたプロパティファイルを作成し、設定を行ってみてください。