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静的ファイルとして参照する方法: Djangoでは、静的ファイルを管理するための特別なディレクトリがあります。まず、Djangoプロジェクトのルートディレクトリに「static」というディレクトリを作成します。その中に「css」というディレクトリを作成し、その中にCSSファイルを配置します。
例えば、以下のようなディレクトリ構造になります:
myproject/ ├── myproject/ ├── static/ │ └── css/ │ └── styles.css └── ...
CSSファイル(例: styles.css)から画像を参照する場合は、次のようにパスを指定します:
.my-class { background-image: url('/static/css/myimage.jpg'); }
ここで、「/static/」は静的ファイルのルートパスを表し、「css/」はCSSファイルが存在するディレクトリを示しています。
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テンプレートとして参照する方法: もう一つの方法は、テンプレート内で画像パスを指定する方法です。まず、Djangoプロジェクトのルートディレクトリに「templates」というディレクトリを作成します。その中にHTMLテンプレートファイルを作成し、画像を参照する場所で次のようにパスを指定します:
<img src="{% static 'css/myimage.jpg' %}" alt="My Image">
ここでも、
{% static %}
テンプレートタグを使用して静的ファイルのパスを指定します。CSSファイルではなく、テンプレート内で直接画像パスを指定するため、CSSから参照する場合は注意が必要です。
これらの方法を使用することで、DjangoでCSSから画像を参照することができます。それぞれの方法には利点と制約がありますので、プロジェクトの要件に合わせて適切な方法を選択してください。