- 標準ライブラリの使用: Rustの標準ライブラリには、日付と時刻を操作するための機能が含まれています。以下は、標準ライブラリを使用して現在の日付を取得する方法です。
use std::time::SystemTime;
fn main() {
let current_time = SystemTime::now();
let current_date = current_time
.duration_since(SystemTime::UNIX_EPOCH)
.expect("Clock may have gone backwards")
.as_secs();
println!("Current date: {}", current_date);
}
このコードでは、SystemTime::now()
を使用して現在の時間を取得し、duration_since(SystemTime::UNIX_EPOCH)
を使ってUNIXエポックからの経過時間を計算します。最後に、経過時間を秒単位で取得して現在の日付として表示します。
- chronoクレートの使用: Rustには、日付と時刻の操作をより簡単に行うためのサードパーティのクレートであるchronoがあります。以下は、chronoクレートを使用して現在の日付を取得する方法です。
まず、Cargo.tomlファイルに以下の依存関係を追加してください。
[dependencies]
chrono = "0.4"
次に、以下のコードを使用して現在の日付を取得します。
use chrono::prelude::*;
fn main() {
let current_date = Utc::today();
println!("Current date: {}", current_date);
}
このコードでは、Utc::today()
を使用して現在のUTC日付を取得し、表示します。
以上が、Rustで現在の日付を取得するためのいくつかの方法とコード例です。他にも様々な方法がありますが、これらの方法は一般的な使用例をカバーしています。必要に応じて、自分のプロジェクトに適した方法を選択してください。