- テーマの設定: Material-UIでは、テーマを使用してアプリケーション全体のスタイルをカスタマイズすることができます。テーマを設定することで、カラーパレット、フォント、レイアウトなどの要素を一元管理できます。以下は、テーマの設定例です。
import { createTheme } from '@mui/material/styles';
const theme = createTheme({
palette: {
primary: {
main: '#ff0000',
},
secondary: {
main: '#00ff00',
},
},
typography: {
fontFamily: 'Arial',
},
});
- スタイルの適用: Material-UIでは、スタイルを適用する方法として、CSS-in-JSのアプローチを採用しています。具体的には、JSS(JavaScript Style Sheets)というライブラリを使用します。以下は、スタイルを適用する例です。
import { makeStyles } from '@mui/styles';
const useStyles = makeStyles((theme) => ({
root: {
backgroundColor: theme.palette.primary.main,
color: theme.palette.secondary.main,
padding: theme.spacing(2),
borderRadius: theme.shape.borderRadius,
},
}));
function MyComponent() {
const classes = useStyles();
return <div className={classes.root}>Hello, Material-UI!</div>;
}
- レスポンシブデザインの対応: Material-UIでは、レスポンシブデザインに対応するためのヘルパーユーティリティが提供されています。これを使用すると、画面のサイズに応じてコンポーネントのスタイルを変更することができます。以下は、レスポンシブデザインの例です。
import { useTheme } from '@mui/material/styles';
import useMediaQuery from '@mui/material/useMediaQuery';
function MyComponent() {
const theme = useTheme();
const isSmallScreen = useMediaQuery(theme.breakpoints.down('sm'));
return (
<div style={{ fontSize: isSmallScreen ? '12px' : '16px' }}>
Responsive text
</div>
);
}
以上が、Material-UIスタイルを適用する前に行うべき準備と方法の一部です。これらの手法を使うことで、より綺麗で使いやすいUIを実現することができます。