まず、2つの点の座標を取得します。各点のx座標とy座標をそれぞれ(x1, y1)と(x2, y2)とします。
次に、ベクトルの差を計算します。ベクトルの差は、各座標の差を求めることで得られます。以下のように計算します。
const dx = x2 - x1; const dy = y2 - y1;
次に、arctan関数(Math.atan2)を使用して角度を計算します。arctan関数は、ベクトルのy成分とx成分を引数として受け取り、その角度を返します。以下のように計算します。
const angleRadians = Math.atan2(dy, dx); const angleDegrees = angleRadians * (180 / Math.PI);
これで、2つの点から計算された角度がangleDegreesに格納されます。
以下は、上記の手順をまとめたサンプルコードです。
function calculateAngle(x1, y1, x2, y2) {
const dx = x2 - x1;
const dy = y2 - y1;
const angleRadians = Math.atan2(dy, dx);
const angleDegrees = angleRadians * (180 / Math.PI);
return angleDegrees;
}
// 使用例
const x1 = 0;
const y1 = 0;
const x2 = 1;
const y2 = 1;
const angle = calculateAngle(x1, y1, x2, y2);
console.log(angle);
上記のコードでは、(0, 0)と(1, 1)の2つの点から角度を計算しています。計算された角度はコンソールに出力されます。
この方法を使用すると、与えられた2つの点から角度を計算することができます。他の座標でも同様に計算できますので、必要な場合には適宜座標を変更してください。
以上が、JavaScriptを使用して2つの点から角度を計算する方法の説明です。シンプルで簡単な方法であり、コード例も提供しましたので、参考にしてください。