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直接の子要素の選択: 子セレクタを使用すると、親要素の直下にある特定の子要素だけを選択することができます。例えば、次のようなCSSコードを考えてみましょう:
.parent > .child { /* スタイルの指定 */ }
上記の例では、クラス名が「parent」の要素の直下にあるクラス名が「child」の子要素のみが選択されます。このようなセレクタを使用することで、特定の階層の要素にスタイルを適用することができます。
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子孫要素の選択: 子セレクタとは異なり、子孫セレクタを使用すると、親要素の下にあるすべての子孫要素を選択することができます。以下に例を示します:
.parent .child { /* スタイルの指定 */ }
上記の例では、クラス名が「parent」の要素内にあるすべてのクラス名が「child」の要素が選択されます。このようなセレクタを使用すると、より広範囲な要素に対してスタイルを適用できます。
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コード例: 以下に、子セレクタを使用したいくつかの具体的なコード例を示します:
/* ul要素の直下にあるli要素のスタイルを指定 */ ul > li { /* スタイルの指定 */ } /* div要素内のp要素のスタイルを指定 */ div p { /* スタイルの指定 */ }
上記の例では、それぞれul要素の直下にあるli要素と、div要素内のすべてのp要素に対してスタイルを適用しています。
以上が、CSSでの子セレクタの使用方法とコード例の紹介です。これらの基本的な機能を使うことで、より柔軟なスタイルの適用が可能となります。