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Vagrantfileの設定を変更する: Vagrantfileは、Vagrantの設定ファイルです。まず、Vagrantfileを開き、以下のように設定を変更します。
Vagrant.configure("2") do |config| config.vm.box = "your_box_name" config.vm.provision "shell", inline: <<-SHELL apt-get remove -y php apt-get install -y php=desired_version SHELL end
上記の設定では、
your_box_name
の部分を使用しているVagrantボックスの名前に、desired_version
の部分をダウングレードしたいPHPのバージョンに置き換えます。例えば、php=7.2
のように指定します。 -
Vagrantを再起動する: Vagrantfileの変更を反映させるために、Vagrantを再起動します。ターミナルやコマンドプロンプトでVagrantのディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行します。
vagrant reload
Vagrantは再起動され、新しいPHPのバージョンがインストールされます。
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バージョンの確認: Vagrantが再起動した後、SSHを使用してVagrantボックスに接続します。以下のコマンドを使用して、PHPのバージョンが正しくダウングレードされたかどうかを確認します。
vagrant ssh php -v
上記のコマンドを実行すると、現在のPHPのバージョンが表示されます。正しいバージョンが表示されていれば、ダウングレードは成功しています。
以上の手順に従うことで、VagrantでPHPのバージョンをダウングレードすることができます。必要なバージョンに適切に設定することで、開発環境の要件に合わせたPHPのバージョンを利用することができます。