PHPのバージョンをVagrantでダウングレードする方法


  1. Vagrantfileの設定を変更する: Vagrantfileは、Vagrantの設定ファイルです。まず、Vagrantfileを開き、以下のように設定を変更します。

    Vagrant.configure("2") do |config|
     config.vm.box = "your_box_name"
     config.vm.provision "shell", inline: <<-SHELL
       apt-get remove -y php
       apt-get install -y php=desired_version
     SHELL
    end

    上記の設定では、your_box_nameの部分を使用しているVagrantボックスの名前に、desired_versionの部分をダウングレードしたいPHPのバージョンに置き換えます。例えば、php=7.2のように指定します。

  2. Vagrantを再起動する: Vagrantfileの変更を反映させるために、Vagrantを再起動します。ターミナルやコマンドプロンプトでVagrantのディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行します。

    vagrant reload

    Vagrantは再起動され、新しいPHPのバージョンがインストールされます。

  3. バージョンの確認: Vagrantが再起動した後、SSHを使用してVagrantボックスに接続します。以下のコマンドを使用して、PHPのバージョンが正しくダウングレードされたかどうかを確認します。

    vagrant ssh
    php -v

    上記のコマンドを実行すると、現在のPHPのバージョンが表示されます。正しいバージョンが表示されていれば、ダウングレードは成功しています。

以上の手順に従うことで、VagrantでPHPのバージョンをダウングレードすることができます。必要なバージョンに適切に設定することで、開発環境の要件に合わせたPHPのバージョンを利用することができます。