PHPにおけるルーティングの基本


  1. ベーシックなルーティングの例:

    <?php
    // ルートURLにアクセスした場合の処理
    if ($_SERVER['REQUEST_URI'] === '/') {
    echo 'トップページです';
    }
    // aboutページにアクセスした場合の処理
    elseif ($_SERVER['REQUEST_URI'] === '/about') {
    echo 'Aboutページです';
    }
    // それ以外のURLにアクセスした場合の処理
    else {
    echo 'ページが見つかりません';
    }
    ?>
  2. パラメータ付きルーティングの例:

    <?php
    // ユーザー名を受け取るURLにアクセスした場合の処理
    if (preg_match('/^\/user\/([a-zA-Z0-9-_]+)$/', $_SERVER['REQUEST_URI'], $matches)) {
    $username = $matches[1];
    echo 'ユーザー名: ' . $username;
    }
    // それ以外のURLにアクセスした場合の処理
    else {
    echo 'ページが見つかりません';
    }
    ?>

    この例では、URLの一部をパラメータとして受け取り、それを使って動的な処理を行っています。

  3. ルーティングライブラリの使用例: PHPのフレームワークやライブラリを使用すると、ルーティングの管理が簡単になります。例えば、Slimフレームワークを使った場合のコード例は以下の通りです:

<?php
require 'vendor/autoload.php';
$app = new \Slim\App();
$app->get('/', function ($request, $response) {
    return $response->getBody()->write('トップページです');
});
$app->get('/about', function ($request, $response) {
    return $response->getBody()->write('Aboutページです');
});
$app->run();
?>

Slimフレームワークを使うと、シンプルな構文でルーティングを定義することができます。

これらはPHPにおけるルーティングの基本的な考え方とコード例の一部です。実際のアプリケーションでは、より複雑なルーティングルールやコードが必要になる場合もありますが、これらの例を参考にすることで、PHPで効果的なルーティングを実装することができるでしょう。