標準エラー出力のリダイレクト方法と使用例


  1. 標準エラーをファイルにリダイレクトする方法: コマンドの末尾に 2> ファイル名 を追加することで、標準エラー出力を指定したファイルにリダイレクトすることができます。例えば、次のようにします。

    command 2> error.log

    上記のコマンドは、command というコマンドを実行し、標準エラー出力を error.log というファイルにリダイレクトします。

  2. 標準エラーを標準出力と同じ場所にリダイレクトする方法: 標準エラーを標準出力と同じ場所にリダイレクトするには、次のようにします。

    command 2>&1

    上記のコマンドは、command というコマンドを実行し、標準エラー出力を標準出力と同じ場所にリダイレクトします。

  3. 標準エラーをデバイスにリダイレクトする方法: 標準エラーを特定のデバイスにリダイレクトするには、次のようにします。

    command 2>/dev/device

    上記のコマンドは、command というコマンドを実行し、標準エラー出力を /dev/device というデバイスにリダイレクトします。

これらの方法を使用することで、標準エラー出力を適切にリダイレクトすることができます。コマンドラインでプログラムを実行する際にエラーメッセージをファイルに保存したり、標準出力とエラー出力を同じ場所に表示したりする際に役立ちます。