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settings.phpファイルの編集: Drupalの設定ファイルであるsettings.phpを編集し、PHPエラーを有効にします。以下の手順を実行してください。
a. Drupalのルートディレクトリ内にあるsettings.phpファイルを開きます。 b. 次の行を探します:
# $config['system.logging']['error_level'] = 'hide';
c. 行の先頭のコメントマーク "#" を削除し、次のように変更します:
$config['system.logging']['error_level'] = 'verbose';
d. ファイルを保存して閉じます。
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Drupalのキャッシュをクリア: Drupalはキャッシュを使用しているため、設定の変更後にキャッシュをクリアする必要があります。以下の手順でキャッシュをクリアします。
a. Drupalの管理メニューから「Configuration(設定)」セクションに移動します。 b. 「Development(開発)」を選択します。 c. 「Performance(パフォーマンス)」タブをクリックします。 d. 「Clear all caches(すべてのキャッシュをクリア)」をクリックします。
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エラーレポートの表示: PHPエラーが有効になった後、Drupalは画面上にエラーレポートを表示します。エラーレポートには、エラーメッセージと関連するコードの一部が含まれます。
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コード例: 以下に、一般的なPHPエラーの例とそれに対する解決策の一部を示します。
a. エラーメッセージ: "Undefined variable: variable_name" 解決策: 変数を宣言または初期化することでエラーを修正します。
$variable_name = 'example';
b. エラーメッセージ: "Call to undefined function function_name()" 解決策: 関数が存在することを確認するため、関数を定義または適切なファイルをインクルードします。
function function_name() { // 関数の処理 }
以上が、Drupal 9でPHPエラーを有効化する方法といくつかのコード例です。これにより、開発プロセスやトラブルシューティングの際に役立つデバッグ情報を取得できます。