LaravelでAPIのCSRFトークンを無効にする方法


  1. CSRFトークンの無効化

Laravelでは、APIエンドポイントのみでCSRFトークンを無効にすることができます。app/Http/Middleware/VerifyCsrfToken.phpファイルを開き、以下のように変更します。

namespace App\Http\Middleware;
use Illuminate\Foundation\Http\Middleware\VerifyCsrfToken as Middleware;
class VerifyCsrfToken extends Middleware
{
    protected $except = [
        'api/*', // すべてのAPIエンドポイントを除外する
    ];
}

上記の例では、api/*パスのすべてのエンドポイントがCSRFトークンの検証を受けないようになります。

  1. ルートミドルウェアを使用する

別の方法は、ルートミドルウェアを使用して特定のAPIエンドポイントでCSRFトークンを無効にすることです。ルートミドルウェアを作成し、api.phpファイルで適用します。

まず、ミドルウェアを作成します。

namespace App\Http\Middleware;
use Closure;
class DisableCsrfProtection
{
    public function handle($request, Closure $next)
    {
        $request->session()->forget('token'); // セッションからトークンを削除
        return $next($request);
    }
}

次に、Kernel.phpファイルでミドルウェアを登録します。

protected $routeMiddleware = [
    'disable.csrf' => \App\Http\Middleware\DisableCsrfProtection::class,
];

最後に、api.phpファイルでルートミドルウェアを使用します。

Route::middleware('disable.csrf')->group(function () {
    // CSRFトークンの無効化が必要なAPIエンドポイントを定義する
});

上記の例では、disable.csrfミドルウェアを使用して、指定したAPIエンドポイントでCSRFトークンを無効にすることができます。

これらの方法を使用することで、LaravelのAPIエンドポイントでCSRFトークンを無効にすることができます。ただし、セキュリティ上のリスクを理解し、慎重に適用することをお勧めします。