PHP 7.4でのmysqliの使用方法と一般的なエラー処理


まず、mysqliを使用するためには、PHPのmysqli拡張モジュールが有効になっていることを確認する必要があります。PHPの設定ファイル(php.ini)を編集し、次の行をコメント解除してください。

extension=mysqli

これにより、mysqli拡張モジュールが有効になります。

次に、mysqliを使用してデータベースに接続する方法を見てみましょう。以下のコード例を参考にしてください。

<?php
$host = "localhost";
$username = "ユーザー名";
$password = "パスワード";
$database = "データベース名";
// データベースに接続
$connection = mysqli_connect($host, $username, $password, $database);
// 接続エラーのチェック
if (mysqli_connect_errno()) {
    die("データベースの接続エラー: " . mysqli_connect_error());
}
// 接続成功時の処理
// ...
// データベース接続を閉じる
mysqli_close($connection);
?>

上記のコードでは、$host$username$password$databaseにはそれぞれ適切な値を設定してください。接続に成功した場合は、接続オブジェクト$connectionが作成されます。

さらに、mysqliを使用してクエリを実行する方法も知っておくと便利です。以下は、クエリを実行し、結果を取得する例です。

<?php
$sql = "SELECT * FROM テーブル名";
$result = mysqli_query($connection, $sql);
if ($result) {
    // クエリの実行に成功した場合の処理
    while ($row = mysqli_fetch_assoc($result)) {
        // 結果の処理
    }
} else {
    // クエリの実行に失敗した場合の処理
    echo "クエリの実行エラー: " . mysqli_error($connection);
}
// 結果セットを解放する
mysqli_free_result($result);
?>

上記のコードでは、$sqlに実行したいクエリを設定してください。mysqli_query()関数を使用してクエリを実行し、結果セットを$resultに格納します。mysqli_fetch_assoc()関数を使用して、結果セットから行を取得します。クエリの実行に成功したかどうかは、$resultの値をチェックしています。

また、エラーハンドリングも重要です。クエリの実行に失敗した場合は、mysqli_error()関数を使用してエラーメッセージを取得できます。この情報を使って、適切なエラーメッセージを表示することができます。

以上が、PHP 7.4でmysqliを使用する方法と一般的なエラー処理の例です。これを参考にして、自分のプロジェクトに適したコードを作成してください。