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線形探索: 配列の要素を先頭から順番に比較し、目的の要素を見つけるまで続ける方法です。
int linearSearch(const int array[], int size, int target) { for (int i = 0; i < size; i++) { if (array[i] == target) { return i; // 要素のインデックスを返す } } return -1; // 要素が見つからなかった場合の処理 }
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二分探索: 配列がソートされている場合に使用することができる効率的な方法です。配列を半分に分割し、目的の要素がどちらの半分に存在するかを判断しながら探索を進めます。
int binarySearch(const int array[], int size, int target) { int left = 0; int right = size - 1; while (left <= right) { int mid = left + (right - left) / 2; if (array[mid] == target) { return mid; // 要素のインデックスを返す } if (array[mid] < target) { left = mid + 1; } else { right = mid - 1; } } return -1; // 要素が見つからなかった場合の処理 }
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標準ライブラリ関数を使用する: C++には標準ライブラリ関数として、
std::find
関数があります。この関数は要素を線形探索して見つけるため、配列の要素が順不同である場合に使用することができます。#include <algorithm> int* findElement(int* begin, int* end, int target) { return std::find(begin, end, target); // 要素のイテレータを返す }
これらは一部の一般的な要素検索方法の例です。他にも様々なアルゴリズムやデータ構造が存在しますので、具体的な要件や制約に応じて適切な方法を選択することが重要です。