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ポインター (pointer): 初期化するメモリブロックの先頭アドレスを指定します。通常、配列の名前を指定することが多いです。
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値 (value): 初期化する際に設定する値を指定します。この値は整数型として指定されますが、内部的にはunsigned char型として解釈されます。
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サイズ (size): 初期化するメモリブロックのバイト数を指定します。通常、sizeof演算子を使用してメモリブロックのサイズを指定します。
以下に、memset関数の使用例を示します。
#include <stdio.h>
#include <string.h>
int main() {
char str[20] = "Hello, World!";
printf("Before memset: %s\n", str);
memset(str, '*', 10);
printf("After memset: %s\n", str);
return 0;
}
上記のコードは、配列str
を初期値'*'
で10バイト分初期化しています。出力結果は次のようになります。
Before memset: Hello, World!
After memset: World!
このように、memset関数を使用することで、メモリブロックを特定の値で初期化することができます。初心者にとっても理解しやすいシンプルな方法ですので、ぜひ活用してみてください。