C++におけるノードの定義方法


ノードを定義するには、まず構造体またはクラスを使用します。以下は、構造体を使用したノードの定義例です。

struct Node {
    int data;    // ノードが保持するデータ
    Node* next;  // 次のノードへのポインタ
};

上記の例では、Nodeという名前の構造体を定義しています。この構造体は、整数型のdataメンバと、次のノードへのポインタであるnextメンバを持っています。

ノードを使用する際には、ノードのインスタンスを作成し、必要なデータやポインタを設定します。以下は、ノードを作成し、データを設定する例です。

Node* node1 = new Node;
node1->data = 42;
node1->next = nullptr;

上記の例では、Node*型のポインタnode1を作成し、new演算子を使用してノードのインスタンスを動的に確保しています。その後、node1dataメンバに42を設定し、nextメンバにはnullptr(ヌルポインタ)を代入しています。

ノードを連結させる場合には、ノード間のポインタを操作します。以下は、ノードを連結させる例です。

Node* node2 = new Node;
node2->data = 99;
node2->next = nullptr;
node1->next = node2;

上記の例では、新たにノードnode2を作成し、データを設定しています。その後、node1nextメンバにnode2へのポインタを代入することで、ノードを連結させています。

ノードを操作する際には、適切なメモリ管理を行うことが重要です。ノードを使用し終わった場合には、delete演算子を使用してメモリを解放する必要があります。

以上が、C++におけるノードの定義方法と基本的な使い方の説明です。これを参考にして、自身のプログラムにノードを活用してみてください。