まず、Pandasライブラリをインポートします:
import pandas as pd
次に、read_csv
関数を使用してCSVファイルを読み込みます。以下の例では、data.csv
というファイル名を使用しています:
data = pd.read_csv('data.csv')
デフォルトでは、read_csv
関数はCSVファイル内のデータをDataFrameとして読み込みます。しかし、リストが含まれている列はデフォルトでは文字列として認識されます。リストとして読み込むためには、converters
パラメータを使用します。以下の例では、column_with_list
という列に含まれるリストを正しく読み込む方法を示しています:
import ast
def convert_to_list(string):
return ast.literal_eval(string)
data = pd.read_csv('data.csv', converters={'column_with_list': convert_to_list})
上記の例では、ast.literal_eval
関数を使用して文字列をリストに変換しています。
別の方法として、CSVファイルを読み込んだ後に、apply
メソッドを使用して各セルを変換する方法があります。以下の例では、column_with_list
という列に含まれるリストを変換しています:
def convert_to_list(string):
return ast.literal_eval(string)
data['column_with_list'] = data['column_with_list'].apply(convert_to_list)
これにより、リストが正しく変換され、DataFrame内でリストとして処理できるようになります。
以上が、Pandasを使用してCSVファイル内のリストを読み込む方法です。これにより、データの分析や他のデータ処理操作を行う際に、リストを適切に扱うことができます。