C++でdequeを使用する方法


  1. ヘッダーファイルのインクルード:

    #include <deque>

    dequeを使用するために、先頭でdequeヘッダーファイルをインクルードする必要があります。

  2. dequeの宣言と初期化:

    std::deque<int> myDeque;

    上記の例では、int型の要素を持つdequeを宣言しています。

  3. 要素の追加と削除:

    myDeque.push_back(10); // 末尾に要素を追加
    myDeque.push_front(20); // 先頭に要素を追加
    int backElement = myDeque.back(); // 末尾の要素を取得
    int frontElement = myDeque.front(); // 先頭の要素を取得
    myDeque.pop_back(); // 末尾の要素を削除
    myDeque.pop_front(); // 先頭の要素を削除

    push_back()関数とpush_front()関数を使用して、要素をdequeに追加することができます。back()関数とfront()関数を使用して、dequeの末尾と先頭の要素を取得することができます。pop_back()関数とpop_front()関数を使用して、dequeの末尾と先頭の要素を削除することができます。

  4. dequeの要素のアクセス:

    int element = myDeque[2]; // インデックスによる要素のアクセス
    int element = myDeque.at(2); // at()関数による要素のアクセス
    int size = myDeque.size(); // dequeの要素数を取得
    bool isEmpty = myDeque.empty(); // dequeが空かどうかを判定

    インデックスやat()関数を使用して、特定の位置の要素にアクセスすることができます。size()関数を使用して、dequeの要素数を取得することができます。empty()関数を使用して、dequeが空かどうかを判定することができます。

これらはdequeの基本的な使い方の一部です。dequeはより高度な操作もサポートしており、イテレータを使用した反復処理や要素の挿入・削除なども行うことができます。詳細な情報については、C++のドキュメントやSTLのリファレンスを参照してください。