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ヘッダーファイルのインクルード:
#include <deque>
dequeを使用するために、先頭でdequeヘッダーファイルをインクルードする必要があります。
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dequeの宣言と初期化:
std::deque<int> myDeque;
上記の例では、int型の要素を持つdequeを宣言しています。
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要素の追加と削除:
myDeque.push_back(10); // 末尾に要素を追加 myDeque.push_front(20); // 先頭に要素を追加 int backElement = myDeque.back(); // 末尾の要素を取得 int frontElement = myDeque.front(); // 先頭の要素を取得 myDeque.pop_back(); // 末尾の要素を削除 myDeque.pop_front(); // 先頭の要素を削除
push_back()関数とpush_front()関数を使用して、要素をdequeに追加することができます。back()関数とfront()関数を使用して、dequeの末尾と先頭の要素を取得することができます。pop_back()関数とpop_front()関数を使用して、dequeの末尾と先頭の要素を削除することができます。
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dequeの要素のアクセス:
int element = myDeque[2]; // インデックスによる要素のアクセス int element = myDeque.at(2); // at()関数による要素のアクセス int size = myDeque.size(); // dequeの要素数を取得 bool isEmpty = myDeque.empty(); // dequeが空かどうかを判定
インデックスやat()関数を使用して、特定の位置の要素にアクセスすることができます。size()関数を使用して、dequeの要素数を取得することができます。empty()関数を使用して、dequeが空かどうかを判定することができます。
これらはdequeの基本的な使い方の一部です。dequeはより高度な操作もサポートしており、イテレータを使用した反復処理や要素の挿入・削除なども行うことができます。詳細な情報については、C++のドキュメントやSTLのリファレンスを参照してください。