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sort関数を使用する方法: C++の標準ライブラリには、sort関数が用意されています。この関数を使用すると、dequeを昇順または降順にソートすることができます。以下にコード例を示します。
#include <iostream> #include <deque> #include <algorithm> int main() { std::deque<int> myDeque = {4, 2, 1, 3}; std::sort(myDeque.begin(), myDeque.end()); // 昇順にソート for (int num : myDeque) { std::cout << num << " "; } return 0; }
上記のコードでは、
sort
関数を使用してdequeを昇順にソートしています。出力結果は「1 2 3 4」となります。 -
ラムダ式を使用する方法: C++11以降のバージョンでは、ラムダ式を使用してソートのカスタマイズが可能です。以下にコード例を示します。
#include <iostream> #include <deque> #include <algorithm> int main() { std::deque<int> myDeque = {4, 2, 1, 3}; std::sort(myDeque.begin(), myDeque.end(), [](int a, int b) { return a > b; // 降順にソート }); for (int num : myDeque) { std::cout << num << " "; } return 0; }
上記のコードでは、ラムダ式を使用して降順にソートしています。出力結果は「4 3 2 1」となります。
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自作の比較関数を使用する方法: ソート時の比較方法をカスタマイズするために、自作の比較関数を使用することもできます。以下にコード例を示します。
#include <iostream> #include <deque> #include <algorithm> bool customCompare(int a, int b) { return a < b; // 昇順にソート } int main() { std::deque<int> myDeque = {4, 2, 1, 3}; std::sort(myDeque.begin(), myDeque.end(), customCompare); for (int num : myDeque) { std::cout << num << " "; } return 0; }
上記のコードでは、自作の
customCompare
関数を使用してdequeを昇順にソートしています。出力結果は「1 2 3 4」となります。
これらの方法を使用することで、C++でdequeをソートすることができます。必要に応じて、昇順または降順のソートや、独自の比較方法を実装することができます。