まず、以下に簡単なクラスの定義例を示します。
class MyClass {
public:
// メンバ変数
int myVariable;
// メンバ関数
void myMethod() {
// メソッドの処理内容
// ...
}
};
上記の例では、MyClass
という名前のクラスが定義されています。myVariable
という整数型のメンバ変数と、myMethod
というメンバ関数が含まれています。
次に、クラスのメソッドを使用する方法を示します。
int main() {
// クラスのオブジェクトを作成
MyClass myObject;
// メソッドの呼び出し
myObject.myMethod();
return 0;
}
上記の例では、MyClass
のオブジェクトmyObject
が作成され、myMethod
が呼び出されています。メソッドは、オブジェクト名の後にドット(.)を付けて呼び出します。
また、メソッドに引数を渡すこともできます。以下に例を示します。
class MyClass {
public:
void myMethod(int value) {
// 引数を使用した処理
// ...
}
};
int main() {
MyClass myObject;
int x = 10;
// 引数を渡してメソッドを呼び出し
myObject.myMethod(x);
return 0;
}
上記の例では、myMethod
に整数型の引数value
を追加し、メソッド呼び出し時に引数を渡しています。
このように、C++ではクラスのメソッドを使用することで、オブジェクト指向プログラミングの特徴を活かした機能を実装することができます。応用例として、データのカプセル化やメンバ関数の再利用性などがあります。
以上がC++クラスのメソッドの例とその使い方についての説明です。