クラスの定義は、以下のような構文で行います:
class MyClass {
// データメンバー
int myVariable;
// メンバー関数
void myFunction() {
// 処理を記述
}
};
上記の例では、MyClass
という名前のクラスが定義されています。myVariable
という整数型のデータメンバーと、myFunction
という関数型のメンバー関数が含まれています。
クラスのインスタンス(オブジェクト)を作成するには、以下のように記述します:
MyClass myObject; // クラスのインスタンスを作成
作成したインスタンスは、メンバーへのアクセスやメンバ関数の呼び出しを行うことができます。例えば、myVariable
にアクセスするには以下のようにします:
myObject.myVariable = 10; // myVariableに値を代入
また、myFunction
を呼び出すには以下のようにします:
myObject.myFunction(); // myFunctionを呼び出し
クラスは、関連するデータと処理をひとまとめにすることで、コードの再利用性と保守性を向上させることができます。さらに、クラスの継承やポリモーフィズムなどの機能を活用することで、柔軟なプログラムの設計が可能です。
以上が、C++におけるクラスの基本的な使い方です。クラスを使用することで、コードをより構造化し、効率的にプログラミングを行うことができます。