C++クラスの基本と使い方


まず、クラスとは、データメンバー(変数)とメンバー関数(関数)を組み合わせたユーザー定義のデータ型です。クラスを使用することで、関連するデータと関数をひとまとめにして扱うことができます。

クラスの定義は次のように行います:

class MyClass {
  private:
    int myVariable;
  public:
    void setVariable(int value) {
      myVariable = value;
    }
    int getVariable() {
      return myVariable;
    }
};

上記のコードでは、MyClassという名前のクラスが定義されています。privateキーワードの下にあるmyVariableはクラスのデータメンバーであり、publicキーワードの下にあるsetVariablegetVariableはクラスのメンバー関数です。

クラスのインスタンス(オブジェクト)を作成するには、次のように記述します:

MyClass myObject;

これにより、myObjectという名前のMyClassのインスタンスが作成されます。インスタンスを使用して、メンバー関数を呼び出したり、データメンバーにアクセスしたりすることができます。

例えば、以下のようにインスタンスのメンバー関数を呼び出すことができます:

myObject.setVariable(42);

また、以下のようにインスタンスのデータメンバーにアクセスすることもできます:

int value = myObject.getVariable();

以上がC++のクラスの基本的な使い方です。クラスを使用することで、コードの再利用性や保守性を向上させることができます。さらに、クラスの継承やポリモーフィズムなど、オブジェクト指向プログラミングのさまざまな機能を活用することも可能です。

この記事では紹介しきれないC++クラスの詳細な機能や応用的な使い方についても学ぶことができますが、基本的な理解と使い方をマスターすることが重要です。