まず、for eachループの基本的な構文は以下の通りです:
for (auto element : container) {
// 要素の処理
}
ここで、container
は配列やコンテナの名前を指定します。element
はループ内で使用する要素の名前であり、各要素が順番に代入されます。
例えば、以下のような配列を考えましょう:
int numbers[] = {1, 2, 3, 4, 5};
この配列の要素をfor eachループを使用して表示する場合、以下のようになります:
for (auto number : numbers) {
cout << number << endl;
}
上記のコードでは、numbers
配列内の要素が順番にnumber
に代入され、それをcout
を使って表示しています。
さらに、for eachループはSTLコンテナにも適用することができます。例えば、以下のようなvector
を考えましょう:
#include <iostream>
#include <vector>
using namespace std;
int main() {
vector<string> fruits = {"apple", "banana", "orange"};
for (const auto& fruit : fruits) {
cout << fruit << endl;
}
return 0;
}
上記のコードでは、fruits
ベクター内の要素が順番にfruit
に代入され、それを表示しています。
このように、for eachループは配列やコンテナ内の要素を簡単に処理するための便利な機能です。是非、自身のプログラムにおいても活用してみてください。