選択ソートのアルゴリズムの手順は次の通りです:
- 未ソート部分の先頭から最小値(または最大値)を見つけます。
- 最小値(または最大値)を未ソート部分の先頭と交換します。
- 未ソート部分を1つ縮小し、ソート済み部分を1つ拡大します。
- 未ソート部分がなくなるまで、手順1から手順3を繰り返します。
以下に、Javaでの選択ソートの実装例を示します:
public class SelectionSort {
public static void selectionSort(int[] arr) {
int n = arr.length;
for (int i = 0; i < n - 1; i++) {
int minIndex = i;
for (int j = i + 1; j < n; j++) {
if (arr[j] < arr[minIndex]) {
minIndex = j;
}
}
int temp = arr[minIndex];
arr[minIndex] = arr[i];
arr[i] = temp;
}
}
public static void main(String[] args) {
int[] arr = {64, 25, 12, 22, 11};
selectionSort(arr);
System.out.println("ソート結果:");
for (int i = 0; i < arr.length; i++) {
System.out.print(arr[i] + " ");
}
}
}
上記のコードでは、selectionSort
メソッドが与えられた配列を選択ソートによって昇順にソートします。main
メソッドでは、配列を作成し、selectionSort
メソッドを呼び出してソートを行い、結果を出力します。
選択ソートは、アルゴリズムの簡潔さと実装の容易さから理解しやすく、小規模なデータセットでの使用に適しています。しかし、大規模なデータセットでは効率が低下するため、他の高速なソートアルゴリズム(例: マージソートやクイックソート)を検討することが重要です。
以上が、Javaにおける選択ソートの説明とコード例です。