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配列ポインタを引数として渡す方法: 関数に配列ポインタを渡すには、関数の引数リストでポインタ型を使用します。例えば、次のように関数を定義します:
void myFunction(int* arr, int size) { // 配列へのポインタを使用して処理を行う // ... }
上記の例では、
arr
は配列の先頭要素へのポインタであり、size
は配列の要素数です。関数内で配列にアクセスするためには、ポインタ演算を使用します。関数呼び出しの際には、配列の先頭要素へのポインタと要素数を渡します:
int myArray[] = {1, 2, 3, 4, 5}; myFunction(myArray, sizeof(myArray) / sizeof(myArray[0]));
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配列名を引数として渡す方法: 配列名は、配列の先頭要素へのポインタとして解釈されるため、配列名を直接関数に渡すこともできます。例えば、次のように関数を定義します:
void myFunction(int arr[], int size) { // 配列へのポインタを使用して処理を行う // ... }
関数呼び出しは、先ほどの例と同じように行います:
int myArray[] = {1, 2, 3, 4, 5}; myFunction(myArray, sizeof(myArray) / sizeof(myArray[0]));
配列名をポインタとして渡すことで、関数内での配列の要素へのアクセスが可能になります。
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参照を使用する方法: C++では、参照を使用することでポインタを渡すこともできます。例えば、次のように関数を定義します:
void myFunction(int (&arr)[5]) { // 配列への参照を使用して処理を行う // ... }
関数呼び出しは以下のように行います:
int myArray[] = {1, 2, 3, 4, 5}; myFunction(myArray);
この方法では、配列の要素数を明示的に指定する必要があります。配列の要素数が固定されている場合に有用です。
これらの方法を使用することで、C++で配列ポインタを渡すことができます。コード例を参考にしながら、自分のプログラムに適した方法を選択してください。