C++のswitch case文: 構文と使用方法


switch case文の基本的な構文は以下の通りです:

switch (式) {
    case 値1:
        // 値1にマッチする処理
        break;
    case 値2:
        // 値2にマッチする処理
        break;
    ...
    default:
        // どの値にもマッチしない場合の処理
        break;
}
  • 式: switch文の条件式です。この式の評価結果に基づいて、どのcase節に進むかが決まります。
  • 値1, 値2, ...: case節のラベルとなる値です。式の評価結果とこれらの値を比較し、一致する場合に処理が実行されます。
  • break文: 各case節の最後に必ず書く必要があります。break文は、該当するcase節の処理を終了し、switch文から抜ける役割を果たします。break文がない場合、次のcase節の処理も順次実行されます。
  • default: どのcase節にも一致しない場合に実行される処理です。default節は省略可能です。

以下に、switch case文の使用例を示します。

#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
    int day = 3;
    switch (day) {
        case 1:
            cout << "Monday" << endl;
            break;
        case 2:
            cout << "Tuesday" << endl;
            break;
        case 3:
            cout << "Wednesday" << endl;
            break;
        case 4:
            cout << "Thursday" << endl;
            break;
        case 5:
            cout << "Friday" << endl;
            break;
        default:
            cout << "Weekend" << endl;
            break;
    }
    return 0;
}

上記のコードでは、変数dayの値に応じて曜日を出力しています。dayが1なら"Monday"、2なら"Tuesday"、3なら"Wednesday"、...というようになります。値に応じて処理を分岐する際にswitch case文を使用することで、コードの可読性を向上させることができます。

さらに、switch case文では整数型だけでなく、文字型や列挙型などの他のデータ型も使用することができます。また、case節内では複数の文を記述することも可能です。

以上がC++におけるswitch case文の基本的な構文と使用方法です。あなたがブログ投稿に活用できるよう、多くのコード例とともに解説しました。