PowerShellでのスクリーンリーダーの使用時に発生するエラーとその解決方法


このエラーメッセージは、PowerShellが実行中にスクリーンリーダーを検出したことを意味します。PSReadLineは、コマンドラインの入力と編集を改善するために使用されるPowerShellのモジュールですが、スクリーンリーダーとの互換性の問題が発生する場合があります。

このエラーを解決するためには、以下の手順を実行します。

  1. PowerShellを管理者として実行します。これにより、必要な変更を行うための適切な権限が与えられます。

  2. PowerShellの設定ファイルであるMicrosoft.PowerShell_profile.ps1を開きます。このファイルは一般に$PROFILE変数で参照されます。

  3. Microsoft.PowerShell_profile.ps1ファイルに以下のコードを追加します。

$PSReadLineOptions = @{
    "EditMode" = "Emacs"
    "AddToHistoryHandler" = {
        param([string]$line)
        $null = $line
    }
}
Set-PSReadLineOption @PSReadLineOptions
  1. Microsoft.PowerShell_profile.ps1ファイルを保存し、PowerShellを再起動します。

これで、スクリーンリーダーを使用しながらPowerShellを実行する際にPSReadLineが無効化されるエラーが解消されるはずです。

さらに、他のコード例を紹介します。

例1: プロファイルの確認

$PROFILE

このコードは、現在のプロファイルの場所を表示します。

例2: PSReadLineのバージョンの確認

Get-Module PSReadLine -ListAvailable | Select-Object Version

このコードは、現在のPSReadLineのバージョンを表示します。

例3: PSReadLineのオプションの確認

Get-PSReadLineOption

このコードは、現在のPSReadLineのオプション設定を表示します。

これらの手順とコード例を参考にして、PowerShellでスクリーンリーダーを使用する際のエラー解消方法を理解していただければと思います。