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配列の作成と初期化: 配列を作成するには、データ型と要素数を指定します。例えば、整数型の要素を持つサイズ5の配列を作成する場合、以下のようにします。
int myArray[5];
この場合、myArrayは整数型の要素を5つ持つ配列です。配列の要素は、作成時に自動的に初期化されます。
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配列への要素の代入と参照: 配列の要素には、インデックスを使用してアクセスします。インデックスは0から始まり、要素の位置を示します。例えば、先ほど作成した配列の2番目の要素にアクセスするには、以下のようにします。
myArray[1] = 10; // 2番目の要素に値10を代入 int x = myArray[1]; // 2番目の要素の値を取得し、変数xに代入
配列の要素には代入や参照が可能です。配列の要素数を超えるインデックスにアクセスした場合は、未定義の動作となりますので注意が必要です。
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配列のループ処理: 配列の要素を順番に処理する場合、ループ構文を使用することが一般的です。以下は、配列の要素を順番に表示する例です。
for (int i = 0; i < 5; i++) { cout << myArray[i] << endl; // 要素の値を表示 }
上記の例では、0から4までのインデックスを使って要素にアクセスし、その値を表示しています。
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配列のサイズの取得: 配列の要素数を知るためには、sizeof演算子を使用します。以下のように、配列のサイズを取得することができます。
int size = sizeof(myArray) / sizeof(myArray[0]); cout << "配列のサイズ: " << size << endl;
sizeof(myArray)は配列全体のバイトサイズを、sizeof(myArray[0])は1つの要素のバイトサイズを表します。これらを除算することで、配列の要素数を求めることができます。
これらの例を参考にして、C++での配列の作成と使用方法を理解していただければと思います。配列は、データの集合を効率的に扱うための重要なツールです。