clear()メソッドは、ベクターの要素を全て削除し、ベクターを空にします。具体的な使用方法としては、以下のようになります:
#include <vector>
int main() {
std::vector<int> numbers = {1, 2, 3, 4, 5};
// ベクターの要素を全て削除する
numbers.clear();
// ベクターが空であることを確認する
if (numbers.empty()) {
// ベクターが空の場合の処理
}
return 0;
}
上記の例では、numbers
という名前のベクターを定義し、いくつかの整数を追加しています。その後、numbers.clear()
を呼び出すことで、ベクターの要素を全て削除しています。そして、numbers.empty()
を使用してベクターが空であることを確認しています。
ベクターのclear()メソッドは、動的なメモリ管理を行っており、要素が削除された後にメモリを解放します。これにより、ベクターのサイズが0に戻り、メモリの効率的な使用が可能となります。
他の便利なベクターの操作としては、要素の追加や削除、要素の数の取得などがあります。これらの操作についても、必要に応じて詳細なコード例を提供することができますので、お知らせください。