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必要なツールのセットアップ: まず最初に、Google Distance Matrix APIを使用するためには、Google Cloud Platform(GCP)のプロジェクトを作成し、APIキーを取得する必要があります。GCPのコンソールにアクセスし、Distance Matrix APIを有効化し、APIキーを生成してください。
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APIリクエストの作成: 距離と時間を計算するためには、APIリクエストを作成する必要があります。以下は、Pythonを使用したAPIリクエストの例です。
import requests
API_KEY = 'ここにあなたのAPIキーを入力してください'
origin = '出発地の住所または緯度経度'
destination = '目的地の住所または緯度経度'
url = f'https://maps.googleapis.com/maps/api/distancematrix/json?units=metric&origins={origin}&destinations={destination}&key={API_KEY}'
response = requests.get(url)
data = response.json()
distance = data['rows'][0]['elements'][0]['distance']['text']
duration = data['rows'][0]['elements'][0]['duration']['text']
print(f'距離: {distance}')
print(f'所要時間: {duration}')
上記のコードでは、APIキー、出発地、目的地を指定してAPIリクエストを送信し、レスポンスデータを取得しています。取得したデータから距離と所要時間を抽出し、表示しています。
- 応用例: Google Distance Matrix APIは、さまざまな応用に活用することができます。例えば、以下のような場合に使用することができます。
- 配達サービス: 出発地と目的地の距離と所要時間を計算し、効率的なルートプランニングに活用することができます。
- 交通状況の分析: 特定の場所間の所要時間を計測し、交通状況の分析や予測に役立てることができます。
- 不動産情報の提供: 物件の場所と周辺の施設までの距離や所要時間を表示することで、不動産情報の提供に役立てることができます。
以上が、Google Distance Matrix APIを使用して場所間の距離と時間を計算する方法と、その応用例です。このAPIを利用することで、効率的なルートプランニングや交通状況の分析に役立てることができます。