- 関数の定義と呼び出し: 関数を定義するには、戻り値の型、関数名、引数の型と名前、および関数本体を指定します。関数を呼び出すには、関数名と必要な引数を指定します。
// 関数の定義
int addNumbers(int a, int b) {
return a + b;
}
// 関数の呼び出し
int result = addNumbers(5, 3);
- デフォルト引数: 関数の引数にデフォルト値を設定することができます。デフォルト引数を持つ関数は、引数が指定されなかった場合にはデフォルト値が使用されます。
// デフォルト引数を持つ関数の定義
void greetUser(const std::string& name = "Guest") {
std::cout << "Hello, " << name << "!" << std::endl;
}
// デフォルト引数を使用して関数を呼び出す
greetUser(); // "Hello, Guest!"
greetUser("Alice"); // "Hello, Alice!"
- 可変長引数:
関数に可変長の引数を受け取ることができます。可変長引数を扱うためには、C++11以降では可変長テンプレートまたは
std::initializer_list
を使用します。
// 可変長引数を扱う関数の定義
void printValues(const std::initializer_list<int>& values) {
for (int value : values) {
std::cout << value << " ";
}
std::cout << std::endl;
}
// 可変長引数を使用して関数を呼び出す
printValues({1, 2, 3}); // 1 2 3
printValues({4, 5, 6, 7}); // 4 5 6 7
これらはC++における関数の基本的な使用方法の一部です。関数はプログラミングの中核的な概念であり、C++のさまざまな機能と組み合わせて強力なコードを作成するために活用されます。