C++での代入演算子の動作と使用方法


  1. 代入演算子の基本的な使い方: 代入演算子は、以下のように使用します。

    int x = 5;  // xに値5を代入する

    上記の例では、変数xに値5が代入されます。このように、代入演算子を使用することで、変数に値を割り当てることができます。

  2. 他の演算子との組み合わせ: 代入演算子は、他の演算子と組み合わせて使用することもできます。以下に例を示します。

    int x = 5;
    x += 3;  // x = x + 3と同じ意味で、xの値に3を加える

    上記の例では、xに最初に5が代入され、その後、xに3が加えられます。結果として、xの値は8になります。

  3. 複数の変数への代入: 代入演算子を使用して、複数の変数に同じ値を一度に割り当てることもできます。以下に例を示します。

    int a, b, c;
    a = b = c = 10;  // a, b, cに値10を代入する

    上記の例では、変数a, b, cに値10が一度に代入されます。

  4. オブジェクトの代入: 代入演算子は、クラスやオブジェクトに対しても使用することができます。ただし、クラス内で代入演算子の動作をカスタマイズする必要がある場合もあります。

    class MyClass {
    public:
       int value;
    };
    MyClass obj1;
    MyClass obj2;
    obj1.value = 5;
    obj2 = obj1;  // obj1の値をobj2に代入する

    上記の例では、MyClassというクラスが定義されており、obj1とobj2というオブジェクトが作成されています。obj1のvalueメンバ変数に5が代入され、その後、obj1の値がobj2に代入されます。

以上がC++における代入演算子の基本的な動作と使用方法です。これらの例を参考にしながら、自分自身でコードを試してみることをおすすめします。