C++での整数を使用した頻度配列の使い方


以下に、シンプルで簡単な方法といくつかのコード例を示します。

  1. 頻度配列の初期化: まず、整数型の頻度配列を宣言し、全ての要素を0で初期化します。例えば、100個の要素を持つ頻度配列を作成する場合、次のようにします。
#include <iostream>
#include <vector>
int main() {
    const int SIZE = 100;
    std::vector<int> frequencyArray(SIZE, 0);

    // 頻度配列の使用例
    frequencyArray[5]++; // 要素5の出現回数をインクリメントする

    return 0;
}
  1. 要素の出現回数をカウントする: 頻度配列を使用して、要素の出現回数をカウントすることができます。例えば、配列arrの要素の出現回数を頻度配列frequencyArrayでカウントする場合、次のようにします。
#include <iostream>
#include <vector>
int main() {
    const int SIZE = 100;
    std::vector<int> frequencyArray(SIZE, 0);

    int arr[] = {1, 2, 3, 2, 1, 3, 1, 2, 1};
    int arrSize = sizeof(arr) / sizeof(arr[0]);

    for (int i = 0; i < arrSize; i++) {
        frequencyArray[arr[i]]++;
    }
// 頻度配列の出力
    for (int i = 0; i < SIZE; i++) {
        if (frequencyArray[i] > 0) {
            std::cout << "要素 " << i << " の出現回数: " << frequencyArray[i] << std::endl;
        }
    }

    return 0;
}

このコードでは、配列arrの要素の出現回数を頻度配列frequencyArrayでカウントし、その結果を出力しています。

上記の方法を使用することで、C++で整数を使用した頻度配列を簡単に操作することができます。頻度配列は、データの出現回数や分布を分析するために有用です。